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「アマチュア無線局の手続の簡素化」 [免許・資格]

頭の隅においていたのだが、見返したときにはパブコメの提出期限が過ぎてしまっていた。まあ、どうせ、ガス抜きだから。

「技術基準適合証明を受けた無線設備のみを使用する場合は、無線従事者資格の操作範囲内で、それぞれのアマチュア無線資格に応じた操作可能な電波の型式、周波数及び空中線電力を包括して指定するなど、手続の簡素化について検討することが適当である。」(総務省の検討会報告書原文ママ)

気になるのは、「技術基準適合証明を受けた無線設備のみを使用する場合」の「のみ」だ。では、最初に技適機のみで免許を受け、その後に技適機以外(自作機、海外製トランシーバー等)を追加した場合はどうなるのか、最初に戻って技適機も含めて煩雑な手続きで申請しなければならないのか? あるいは現行機で言えば、IC-9100で1200M帯のユニットを買い足した場合は? 昔のJARL登録機種は? こうやって技適機以外を所有した場合で、その後に技適機を買った場合は簡素化された手続きが適用されないのか? まあ、いずれにせよ、技適機以外を使うと必要な手続きの量がこれまで以上に差が出るようになるのだろう。

規制緩和であることは事実だろうが、最近は局数が減り、景気も悪く無線機が売れない(?)ので、技適機であれば事前に許可を下ろしておいて売上アップにつなげたいとの日本の業界の要望を汲んだと勘ぐってしまう。

無線機を自作したことのない身としては大きな口を叩けないが、自作への挑戦意欲や、海外の製品を試そうという進取の気性を損ねるのでは?以前、FlexRadioのFLEX-3000について書いたが、今年出たFLEX-6000なんて結構いいらしい。QST誌の12月号に430M帯のUniversal Digitalトランシーバーなんてものも紹介されていた。制度上、建前としては申請可能なのだろうが、実質的にトライさせてもらえないJA Hamは不幸である。

「包括免許」(法的に厳密に言えば、「包括免許」でなく、包括指定というべきみたい)に一歩近づいたといって喜ぶ向きもあるようだが、何か違うんじゃない?

どなたかが書いていたが、「自分のところでスペックがコントロール可能な無線機を使わせて、無線ゴッコをやらせておけば管理が楽」というのは総務省の本音だろう。
総務省もほかにやることがたくさんあるので、アマチュア局の免許事務ごときにマンパワーをかけたくないのだろうし、そうして欲しくもない。しかし、委任されないJARL、JARDも情けない。

あー、大金あれば、KH0、KH2あたりに日本の制度に捉われないシャックを建設するのに。そんなこと言っても仕方ないし、自分の運用テクニック磨くほうが先か・・・。


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タカハシ  アメリカ Orange County,CA

日本の場合は従事者免許と無線局免許が別になっているので、無線局を開設する場合 日本の業務局のように扱われているのでしょうね。 たとえばアメリカでの業務局はいくつかの分野に分かれていて、Part 80 船舶、 Part 90 一般の陸上無線、 などで。 たとえば Part 90の無線局の免許 (連邦政府の管轄化以外の 警察、消防、普通の業務用 無線 ) でも日本のアマチュア無線よりも 柔軟ですね。 たとえば 業務用無線局の免許は 50 ワット ERP 以下、 周波数 155.600MHz、155.750MHz、 基地局の緯度***、経度***の半径 100kM 以内、 移動局の最大数 100.  と言うぐわいに免許されていて、 その免許が与えられてから、PART 90 に適合した無線機を買えばよいです。 その無線機もたとえばこの例なら、50ワット ERP以下なら 自動車搭載用でも、手持ち型 でもよいです。 また、無線機の数も 100 以下ならよいです。 必要なら 買ったその日からその無線機は使えます。 また、無線機を使う人は PART 90 では 従事者の免許は必要ないです。 たとえば Baofeng の UV-5R US$30 で売られている無線機は PART 90 の 認定を受けているので、業務無線局の免許があれば使えます。 無線機の周波数、トーン設定なども 付属のソフトウェア とケーブルを使って自分でします。  日本では無線機は特殊扱いのような印象をうけます、また、アメリカでは無線機は道具の一つで、あまり重視されていないので、その分、免許、申請も簡単だと思います。  これは文化の違いでしょうか?  この逆に 日本では 何でもないことなのに 、アメリカでは 厳しく取締りがあるのがあります。  たとえば 日本では釣りを 海などでする場合は免許などはいりませんが、アメリカでは免許がいって、それも一日何匹まで、何キログラム以上で、長さは 何 インチ以上でないと 採ってはいけないなどの法律があります。 また、日本では海岸などに4輪駆動車でいくのはほとんど問題ありませんが、アメリカでは厳しく取締りがあります。 また、4輪駆動車で山などに行くのも山に入っていく許可証が必要で、場所によっては許可にならないところが多くあります。 日本では山の中の公有林、河川敷で、キャンプするのは問題ありませんが、アメリカでは キャンプ場でないとキャンプはできません。

by タカハシ  アメリカ Orange County,CA (2014-02-13 15:38) 

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